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神谷のインドネシア点描

メラピ山の噴火

たった今、6月27日午後インドネシアより携帯メールがありました。
中部ジャワ島の観光地、ボロブドゥール寺院で 有名なジョグジャカルタ市近辺で強い地震があった模様です。
最近ジョグジャ近郊にある有名な火山、メラピ山が添付のごとく噴火したばかりです。
この山は日本で言えば御嶽山のごとき存在にて民衆の信仰の対象として畏敬の念を集めております。
この山は度々噴火しており、昔々この山の大噴火でボロブドゥールが埋もれてしまい、結果イスラム教徒 からの破壊を免れたという有名な逸話があります。
イスラム教徒は偶像信仰を致しません。
勿論仏像や仏画も使いません。
イスラム寺院の中はただの空間があるのみです。
お祈りはメッカのある西を向いて拝むだけで 形のある物を拝む習慣はありません。
故に異教徒である偶像崇拝を許さないのです。
もしボロブドゥールがそのまま立っていたらイスラム教徒がジャワへ進出してきた折りに 破壊されていたでしょう。
メラピ山の火山灰で地下に埋もれていたが故に現在の勇姿を我々も拝めるわけです。
そんな有り難い火山がつい最近噴火したことは日本でもニュースになったそうです。
スシロバンバンユドヨノ大統領も現地入りして被害地に一泊して被害民衆を励ましたばかりです。
今度はその麓であるジョグジャでの地震発生です。
スシロバンバンユドヨノ大統領はその就任時からアチェーの大津波に見舞われ、の後も石油の 値上がりによる社会不安や洪水、そして噴火や地震と、気の休まる間もなき災害の連続です。
『運がない』とはこのような人を指すのでしょうか… ジョグジャにあるガジャマダ大学の教授や学生に問い合わせを掛けましたところ、かなりの被害が 出ている模様です。
早くNHKで詳細報道をしてもらいたいものです。

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