v2.1

木のこころTOPに戻る

マイナスイオンの秘密

マイナスイオンのマジカルパワー

菅原 明子


●木炭はマイナスイオンを供給する 昔から炭は日本人の生活のなかで、燃料としてだけでなく、多彩な方法で利用されてき ました。
中国で古代のミイラが発見されたときも、お棺の周りには大量の木炭が埋 め込まれ、自然の防腐作用を利用していました。
また、神社や仏閣などの大切な建物の下には、かなりの量の木炭が埋められていること は昔から知られています。
木炭の防腐作用とはいったい何なのか。
  それは、土のなかの通気性をよくし、多孔 質の穴のなかに水分を吸着して、じめじめしすぎている環境の湿度を下げてくれることな どと一般的に説明されます。
しかし、これだけでは腐食を防止することを説明するには十 分ではないようです。
ところで、木炭は遠赤外線を出していることも有名です。
燃やしているときにも、備長 炭は特に遠赤外線の量が多く、焼き鳥でも表面を焼き焦がすだけでなく、奥まで波長が浸 透して均質に熱が通っていくという特色があります。
この木炭の遠赤外線は、炭を燃やしたときだけでなく、真っ黒な炭を粉にしてひいたマ ットレスなどでも同じような遠赤効果が得られます。
札幌慈啓会では、木炭が放射する遠赤外線の臨床における効果を調査し報告しています。
(『高齢者問題研究』1994年9月号) 札幌市内の病院や自宅で寝たきりの生活を送っている長期療養者63~75歳の225名に 木炭マットに寝てもらい、アンケートをとりました。
結果は「冷え症がよくなった」「寝 付きがよくなった」「熟睡できるようになった」など、温熱効果による改善と考えられる 感想が6~7割の人から出ました。
さらに8割以上の人から、「布団がべたべたしなくな った」「布団の臭気が気にならなくなった」というような感想が出されています。
これらの全体傾向は、遠赤外線による温熱効果と水分を吸収する湿度調節作用の2つで あると思われますが、そこにもう1つの理由、マイナスイオンが炭から出ていることを無 視するわけにはいきません。
炭からマイナスイオンが出ていることは、実際イオンカウンターで調べるとわかります。
炭から出るマイナスイオンは、1立方㎝当たり3千~3万個というような、電気で作動する空 気清浄器のような異常に高い数字というわけではありません。
しかし、イオンカウンターのそばに木炭を近づけると、1立方㎝当たり10~100個く らいほんのわずかですが、マイナスイオンが出ていることが確認できます。
炭のマイナスイオン効果というのは、これまで十分に理解されていなかったようですが 、歴史的にも一番古い身近な素材のなかに、私たちの環境を改善するのに最も大切なマイ ナスイオン供給源があったということは、さらに研究すべきテーマであることはまちがい ありません。
炭の消臭効果は、脱臭剤としてヤシガラ活性炭を冷蔵庫に入れていることから、私たち の生活には身近なものになっていますが、マイナスイオンを常に放出してくれる炭は、電 磁波ブロックにおいても、意外と有効であるといえるでしょう。
何しろ、電気を使えば使っ ただけプラスイオンが出てくるのですから。
  ところで、炭の出している遠赤外線波長と マイナスイオンの関係をもう少し詳しく説明してみましょう。
遠赤外線波長のなかで特に6.27波長は特別の波長帯です。
6.27波長は空気中の水の塊に ぶつかって、共振作用を起こし、水の小さなクラスターに電子1つが余分についたマイナ スイオンと電子を失ったプラスイオンを作ります。
このとき、水は分解してしまうので、空気中の水分を湿度計で測ると、湿度が約10% 程度は下がります。
したがって、炭の持っている水分調節作用というのは、炭のなかに水 分が吸着することという説明は正しいようでいて、一部分の説明でしかありません。
いく ら多孔質であっても、炭の体積に比例した分の水分しか閉じ込めることはできないからで す。
ところが、遠赤効果であれば、炭がある限り遠赤外線が出ているので、湿度を下げる のと、マイナスイオンを発生するのは永久的なものとみなすことができます。
また、この水の小さなクラスターについた電子を持つマイナスイオンは、空気中のいや な臭いの正体、つまりプラスイオン化した臭いを中和することにより、臭いを消す働きが あると考えられます。
臭いは、分子構造のある特定の部分が振動していることによって起こります。
しかし、 それが同じ分子構造であっても、大きな振動を起こさずにいれば、臭いを発しないことが わかってきました。
つまり、振動しているプラスイオン状態の部分に、電子1つを与え ることで電気的に中性になってしまった臭い分子は、いままでのような振動を起こすこと ができず、その結果、空気中の臭いが消えてしまったと考えることができます。
臭いを吸着する作用も炭にはあるでしようが、それは閉じ込められた冷蔵庫のような小 さな空間の場合のことで、寝たきり老人の部屋の特有の異臭が、炭のマットレスを使うよ うになってしだいに消えたという理由は、むしろマイナスイオン効果、つまり悪臭のプラ スイオンとマイナスイオンの中和が起こったからだと考えることもできるのではないでし ょうか。

ホームページと同じタイトルの「彗星夢雑誌」は幕末の医者である羽山維碩が1853年から1869年にかけて民衆や日本国の情報についてまとめたものです。彗星を見たことをきっかけに「彗星夢雑誌」を書き始めたそうです。全部で116冊、約1万3千ページもの量を古文書をそのまま掲載しています。この他に、幕末紀州の知識人 羽山維碩、幕末の政治・情報・文化の関係 羽山から教えられたこと 宮地正人、羽山大学の彗星夢雑誌 森彦太郎、「彗星夢雑誌」を説く 雑賀貞次郎、「御坊ゆかりの先人たち」や童話作家の御前陽子さんが地元紙に紹介した情報もあります。現在、本文の現代語訳を募集中だそうです。 ホームページは 彗星夢雑誌  です。
.

木のこころTOPに戻る