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近代住宅は健康を破壊している

 

 健康被害は、1980年代以降、年毎に急増し、健康は、今や圧倒的な国民の要求になっ ています。
 医療費が増え、病院が拡充されても一向に病気も病人も減りません。
病院へ通う老人 も増えていますが、子供の病院通いも増えています。
中高年の精神障害も増えています  病院へ行っても処置の仕方がわからない現代病が蔓延しています。
 肉体と精神の不健康は広がるばかりで、社会生活のいたるところで歪みが生じていま す。
 これほど多くの健康被害を生んだいくつもの要因の中でも、直接、人為的に被害を広 げているのが、戦後の洋風住宅・集合住宅であることは、それほど大きく取り上げられ ていないことこそを問題にしなければなりません。
 90年代中頃からシックハウス症候群が社会問題になり、ホルムアルデヒドが思い切り 叩かれ、ホルムアルデヒドを抑えれば、問題が解決するかのような誤った風潮に多くの 人が欺かれてしまいました。
 その風潮の中で、その場しのぎのごまかしの「健康住宅」論が、善意の人々を引きせ またもハウスメーカーや関連メーカーに利を為さしめる結果となりました。
 戦後の日本は、問題が起きると、すぐに直接の犯人を仕立て上げ、それを攻撃するこ とで国民の目を反らしてきました。
真犯人は、いつもその裏でほくそ笑んでいたのです 政治や行政、企業腐敗に絡む問題では、トカゲの尻尾切りか原因究明のごまかしと先送 りされてきました。
 シックハウス症候群の問題も同じで、ホルムアルデヒドは、トカゲの尻尾でしかない にもかかわらず、真犯人の追求、根本原因の解明には手がつけられてこなかったのです  根本原因を探り、真犯人を浮き彫りにしようとするのがこ特集です。
 結論から言えば、根本原因は、戦後持ち込まれた住宅の洋風化にはじまります。
洋風 住宅観が持っている自然との断絶、高気密・高断熱であり、低コストでの利潤増大のた めに使われた化学物質と化学工業製品の数々にあります。
 真犯人は、それを推進し、膨大な利益をあげて成長したハウスメーカーであり、ゼネ コンであり、関連メーカーです。
その裏で糸を引いている黒幕もいるのです。
   健康被害は、生まれるべくして生まれた人為的なものであることを、住まいの分野か ら考えたいと思います。
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