日本の巨樹・巨木


■ 名称
「御坊のいちょう」
日高別院の同じ敷地には幼稚園があり、平日には子供の声が大空に届くように響きわたっている。
まるで、いちょうの大樹から放されるエネルギーを知らず知らずのうちにもらっているように・・・
樹齢390年以上といわれ、昭和33年和歌山県の天然記念物に指定された。
幹回り4.65メートル、樹高は30メートル。樹勢は旺盛である。
下の写真を見てもわかるように葉はいきいきしている。なぜ、この場所が最初の撮影地になったかといえば、
私たちの会社の発祥地であり、撮影者の私の本籍地でもあるからである。
そして、子供のころからこの大きな木を見て育った、懐かしい想い出の地でもある。
日高別院は私たちの本家の向かいにあり、家から徒歩3分の距離。



■ 住所
    和歌山県御坊市御坊





2000.3.15
地図
御坊駅から直線距離で
3キロ
御坊駅から道路に沿って
駅から徒歩45分
 〃     自動車15分
 〃     距離4キロ




交通
 場所は旧御坊市内の真中で御坊駅からだと、タクシーの利用になる。
 また日本で一番短い鉄道である、臨港鉄道(紀州鉄道)の利用もできる。
 JR御坊駅から臨港鉄道に乗り、終着の西御坊駅で下車徒歩15分ぐらい。

一般的な解説
 落葉高木。庭木として見かけるが、東京・大阪など都市では街路樹としておなじみである。
 生長が早く、公害に強いうえ刈り込みに耐える性質から、高さも30-40m、直径5mくらいまで
 生長する。 樹皮は淡灰褐色で荒く、縦に割れ目ができ、木によって雄と雌に分かれている。
 たいへんポピュラーな樹木だが、知られざるドラマもある。イチョウが地球の各地で盛んに
 見られたのは1億5000年あまり前。つまり巨大恐竜の時代である。その頃は17属はあったと
 いわれる。 しかし、氷河期がきてほとんどは滅亡し、中国にただ1種が生き伸びた。
 それが今日見られるもので、だからイチョウは裸子植物中、イチョウ網・イチョウ科・イチョウ属と
 いう植物の大分類から小分類を通して、ただ一つの現生する種類だ。
 原始的な樹種のため、特異な性質がある。一つは幹の太い枝のつけ根あたりから澱粉を含ん
 だ乳が出ること。 もう一つは種子が葉の上にできる種類があることである。木理はほぼまっす
 ぐで、加工もしやすく狂いも少ない。 碁盤、将棋盤のほか、算盤珠、まな板などの器具材、漆器
 木地、天井板などの建築材、家具材に広く使われている。種子の銀杏は食用以外に、咳止めに
 も使われ、葉はしおりにするとシミがつかないそうである。
 
(1996.10.15より) /最終更新日 2000年11月25日