歌は、前項の桃の引用歌とともに載せられている。

巻一九所収。

読み
万葉よみ 現代よみ
李(すもも) 李(すもも)

ふり
がな
わがそのの すもものしなか にわふる 
はだれのいまだ のこりたるかも 
大伴家持

意味
あれは、庭のの李の花だろうか、それとも、
庭に降った淡雪(はだれ)が、まだ残っているのがそう見えるののだろうか

  万葉集にはこの歌のみが詠まれている

樹木
解説
李は春に、桃の花よりやや遅く、白い花を開くが、中国ではその美しさが桃李と並び賞される。
日本には最も古く 渡来した果樹で古事記や万葉集のころから知られている。
酸っぱいモモがスモモの名前の由来であるが、プルーンやプラムも同じ仲間である。
果実酒にも使われる。早春の寒い頃に白い花を咲かす。

関連
世界の木材 0992.すもも
木偏百樹 46.すもも

出展
巻19-4140