読み
万葉よみ 現代よみ
あぢさゐ 紫陽花(あじさい)

ふり
がな
あぢさゐの 八重(やえ)咲く如く 弥(や)つ代(よ)にを
いませわが背子(せこ)見つつ偲(しの)はむ 
橘諸兄(たばなのもろえ)

意味
あじさいが幾つも重なって咲くように、幾代にも栄えていて下さい。わが君よ。私はそれを見て賛嘆しましょう

  万葉集には2首のアジザイが詠まれている。

樹木
解説
日本特産の花木。落葉低木で、茎はむらがって出て、高さ1.5mくらいになる。葉は柄があって対生し、卵形か広卵形で厚く、濃緑色で光沢があり、縁にはきょ歯がある。夏、梢の上に球状をした大形の散房花序をつけ、多数の花を開く。
花は装飾花で、4~5個あるがく片が大形の花弁状になっており、淡い青紫色で美しい。
花弁はきわめて小さく、4~5個ある。花は初夏,全部が装飾花のがく片で,花弁,雄しべ,雌しべは退化し結実しない。花の色は青,紅紫,白などで,咲くにつれて色が変化する。

関連
世界の木材 1019.アジサイ

出展
巻20-4448