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【69】はしばみ

荼?けむりしづかにのぼる榛の花
 
(羽田岳水)
はしばみのなよなよしきは 来る春に  さきがけて垂らすその長き房
(土屋文明)
落葉小高木。
高さ3~5m、直径9cm。本州、九州に分布する。
日当りの良い湿り気のある肥沃土を好み成長は早い。根から不定芽を出して繁殖するのでよく群生する。
3~4月頃葉が出るのに先だち開花し雄花は尾状花序で黄褐色の花。
雌花は雄花序より下につき頭状で小さく芽鱗のなかの小枝に頂生して鮮紅色の花柱が束になって突き出している。
実は1.5cmくらいの球形で栗より小さいが、木が小さく手の届く所にたくさんなっているので、子供達が歯がいたくなるまで噛るのを止めない。
そのため「シバグリ」、「ヤマグルミ」、「サルグルミ」、「ウシグリ」、「キツネツクリ」、「ナツグリ」、「カシマメ(菓子豆)」等と呼ばれ親しまれている。
庭園樹としても使われる。
ハシバミの語源には諸説あるが葉に皺が多いので「葉皺実」、「榛紫実」また總苞を鳥の嘴に見たてて「嘴榛」だとしたり、子供達が總苞の中から実をとりだすとき總苞の刺毛が手にささって「はしかい実」と名ずけられたとか。
花言葉は「和解、調停」
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