v2.3

【82】まさき

柾の実信濃路すでに秋ふかし
(斎藤ふみ子)
常緑低木。
北海道南部、本州、九州、沖縄、小笠原、朝鮮の海 岸地帯に生育する。
公害の抵抗性も強い。
成長は早く、枝は繁密してよ く伸び、萌芽力が強いので生垣には良く海岸に近い家 の風除けには最適である。
高さ3~6m、花は6~7月頃、葉のわきに緑白色 小形の花をつける。
果実は10月に黄赤色の仮種皮をも つ種子4個を放出する。
移植力が強いので庭園樹とし て植えられ、人工樹形を作る植木によい。
葉に斑(ふもよう)の入る「キンマサキ」「ギンマ サキ」の園芸品種がある。
繁殖にはさし木を主とする が実生も出来る。
さし木は春ざしか、土用ざしをする。
実生は秋に採種して種子を洗ってまく。
自然は実を 鳥が食し、鳥の胃で洗われ、鳥によって運ばれ、鳥の 糞と共に播種され芽を出すのである。
自分の木の近く にはえると共倒れになるので種は自分で飛べないので 鳥の力を借りる。
うまく出来ている。
だから人間が種 をまく時は鳥の体内と通ったと同じように洗う必要が ある。
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