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インターネットで情報発信 なぜインターネツトだったのか

ホームページ(以下hp)を開設するきっかけには同時に3つの理由がありました。
1.9年前に私が社長になってから常に考えていたことは会社の存続でした。 将来を考えると、どのような戦略で今の厳しい時代を生きてゆけるものなのか。 自社あるいは自分がもっとも得意な分野で同業他社が弱い分野は何かを考えますと、営業でもなく、技術力でもなく、パソコンの利用ということでした。 私の趣味ではありませんが、かなり早い段階から使い、社内でも事務職は全員が利用している状況ですから、これを活かす業務システムがあれば競争力がつくのではと考えていました。
2.会社の商品紹介やパンフレットなども印刷ではなくパソコンによるカラープリントしたものを利用しておりました。
必要な都度プリントするので、新商品でも写真をとれば翌日にはパンフレットが出来るので便利なのですが、問題は膨大なインク代です。 年間百万円以上のインク代となっていたのです。 これは私たちのような中小企業では相当の負担です。 もっと低価格で出来る方法はないのかと探していました。 もしhpを利用すれば現在のデジタルデーターを印字しなくてすみ、ノートパソコンの中にhpを入れお客さんのところでそれを見せたり、テレビなどの画面から自社のhpを見せて説明すればいいのではと考えました。
3.社長になってからしばらくの間、木材をなぜ売っていくのか、はたして社会に貢献しているのか、経営理念は今のままでいいのか、などと思い悩んでおりました。 そのような時に、稲盛和夫さんが主宰する盛和塾で、経営理念の大切さを教わり、まったくの素人になって木材の勉強をしなおしました。 そうすると今まで自分も知らなかった事がずいぶん出てきて、 木材だけではなく地球環境の問題にまで範囲が広がったのです。 ここでは詳しく記載出来ませんが、今の9つの地球環境問題の中で、地球温暖化やオゾン層破戒による紫外線増大等の問題から考えると過度の商業伐採による森林破戒を除けば木材は地球に一番やさしい材料となるのです。
いまの時代に環境負荷がもっとも少ない素材は木材をおいてない。 この時以来自分の仕事に誇りがもてるようになりました。
このような木材の特徴を多くの人に知らせるにはどのようにしたらいいかを考えていました。
以上3つのことを考えている時にインターネツトの存在を知ったのです。
セミナーや講演会に参加して勉強し、いままで探していたものがhpで実現できると感じたのです。
インターネットカフェに行き2時間ほど実際に触れてみて、文字だけでなく画像や音声、動画等が国内だけでなく海外にまで瞬時に飛び移ることができることに驚きと感動をおぼえました。
hpを利用すれば低コストで商品PRができる、また通信販売もできる等と考えました。
hpを利用すれば今なら大企業と対等に競争することもできるのではとも思いました。
このように考えれば考えるほどhpを利用しない方が損だと考えるようになってきました。
そして私たちの会社の場合ほとんど新たな投資なしにhpが出来ると考えたのでした。
<FONT SIZE=4><B>実際の運用</B></FONT> インターネットを始めるため、ウインドウ95を入れましたがうまく出来ず、1カ月以上かかりました。
正常に動くようになってからも、インターネットに接続がつながらず、プロバイダーの方々やパソコンメーカーの方に多大な時間を原因追求に割いていただきました。
調査の結果、原因は通信ポートに問題があり、結局1週間ほどたってやっと接続することが出来ました。 つながった後は、インターネットカフェで慣れていましたので、すぐにネットサーフィンをしました。 そうなると今度はすぐにhpを作りたくなり、また日本橋にソフトを買いに走り、その晩30分ほどで作成しました。 こんなに簡単かと思ったのもつかの間、プロバイダーへのファイルの転送の方法がわかりません。 翌日また日本橋に書籍を買いに走りftpなるコマンドがあることを初めて知りました。 その翌日に無事hpを開設することが出来ました。 最終的にはhp作成にかかった時間はマシンの設定と接続に約2カ月、最初の数ぺージのhp作成に30分という極端なエネルギー配分でした。
さて、hpを誰が作成するか、費用はどのくらいかかるのか等が問題になります。 数社の業者に見積もりを取りましたが60ページほどで70万から5百万の見積もりが出ました。 到底、私たちのような会社ではそのような予算はありません。
まず自分で作成し、1年後に社員に引き継ごうと考え、1年間は私が担当することを宣言しました。
当初は社内外から社長自らパソコンばかりしているのはよくないという話も出ましたが、今私がやらなければいつまでたってもhpでの情報戦略が出来ないと考え強引に進めました。
その当時は百ページあればすごいhpと言われて、私自身もすごいものだと思いました。
これから作成しつづけていことに気が重くなりましたが、毎日1ページ作成してゆけば1年で4百ページぐらいにはなると考えたら気が楽になり、1年後のhpのボリュームと世間の評価を想像して地道に作成するところからスタートしました。
現在は私と企画関係の女性役員とで作成しています。 7割ぐらい私が作成しているでしょうか。
この10年間ぐらいにいろいろな木材関連情報をデジタル化し、基礎的なデーターはあるので、ネタ探しや入力の手間はあまりかかりません。
画像処理も以前から会社パンフレットなど作成するに利用していましたから、スキャナーで写真等を取り込むのも馴れていました。
日常の業務と同じような感覚でhpの作成、メンテナンスをしています。
また社内でインターネット委員会を作り若手社員で作成できるよう進めています。 今年後半からは4-5名の社員で情報発信するようになると思います。 若手社員が参加することによって効果が出てくるのはコンテンツの内容が広がる事です。 1年後が楽しみです。
<FONT SIZE=4><B>今の効果</B></FONT>hpを開設した効果のひとつはいままで知らなかった方や知っているがお話をするチャンスがなかった人からの電子メールによる連絡がある事です。
メールの内容はさまざまですが、当初は私が作成したhpについてのいい意味での批判や改善点などを指摘して下さいました。
そのような人のおかげで今のhpがあるようなものです。
hpを見てメールを下さり、メールでやりとりができるようになった人はもう100人近くいます。
電子メールは使った人でないとその合理性やネットワークの有用性はわかりにくいでしょうが、私なりに言えることは少なくとも1年で100人の新たな相談相手ができたという事です。
開設前に考えていた直接のビジネス、つまりhpによる通信販売はすぐに無理とわかりました。
つまりインターネット自体がまだ発展途上で、現在の利用者は男性で20-40歳が中心ですので、私たちが製造販売している商品との関係が薄いのです。
しかし、紙のカタログでは到底出来ない検索性やほとんど無料で日本中に発信出来ること、またデジタルデーターなので一度hp用に作成すればあとは社内用でも得意先に提出する企画書にでもどのようにでも再利用ができる等のメリツトがあります。
つまり低価格で大きな効果が期待できるのです。
hpでの一番の効果は広報です。 これは木材会社として初めてだったのでいろいろなところで取り上げて頂いた事があったからだと思いますが、現得意先や異業種の会社の人から新しい事に精力的に取り組んでいるという評価をずいぶんいただきました。
特にページ数が多い事に驚かれた方が多く、最初は会社紹介程度と思って覗いて見ると、多くの情報があるので驚かれるというパターンです。
また、いままで取り引きのない会社からの問い合わせが出てきました、内容もだんだんとビジネスに近くなってきました。
そのうち仕事に結びつくと確信しています。
<FONT SIZE=4><B>インターネットは本物 時代の流れを考えてみますと、21世紀に向かってあらたな技術、発見、価値観、自然な考え方などが出てきているように思います。
その中で私が興味を持つものは「本物のものがでてきた」ということです。
「本物のもの」というのはどういうものでしょうか。
1.安い、2.構造がシンプル、3.効果が大きい、4.他人に迷惑をかけない、つまり地球環境に合っているか等と思います。
新たなエルネギーや新たらしい医療方法などいままででは考えられなかった技術がでてきました。
これらはまだ実用の段階ではありませんが、インターネットはもうすでに実用になっています。
インターネットの特徴については省略しますが、先の4つの条件を満足しおり、まさしく本物です。
21世紀に出てくるべき本物の技術の中で真っ先に実用化されたと考えています。
<FONT SIZE=4><B>ホームページの原理原則</B></FONT>私はよく松下幸之助さんの著書を読んだり稲盛さんの話などを聞いたりすることかありますが、影響を受けた事があります。
それは、まず相手に与えてから、あるいは相手の事を考えてから行動しようという内容の事です。
そうすればおのずと道は開けると言うことです。
hpもまったく同じ事が言えます。
hp開設当初は会社PR中心のページでしたが、あまりアクセスも伸びませんでした。
どのようにしたら多くの人にhpを見てもらえるのかと考え、あらゆる工夫をしました。
例えばパソコン雑誌などに「木の情報発信基地」を取り上げてくれるようにお願いしましたが、反応はありませんでした。
そんな時、素直にどうすればいいかを考え、世の中の原則通りにと気付いたのです。
つまり、お客さんが欲しいと思われる情報を掲載することです。
自社のPRは後回しにし、木材についての一般知識やおもしろい話を一気に増やしました。
すると自分でも信じられないくらいアクセスが伸び、またいままで、いくら頼んでも記事に取り上げてくれなかった雑誌社から記事にしたい、CD-ROMで紹介したい、また大手企業のhpからもリンクを貼りたいなどの申し込みがきました。
現在総ページ数は千ページを超えましたが、中川木材産業のページは商品紹介を含めて20ページ程です。
hpを多くの人に見てもらうための方法はお客さんの欲しい情報を絶えず流すというあたりまえの事、つまり社会の原理原則と同じという事を身をもって体験しました。

 

木の情報発信基地内容 (97年4月現在)
月間アクセス数 約8万ヒット
人数としては 約1600人
大分類項目 木編百樹など21項目
総ページ数 1000ページ
画像ファイル (jpg) 約1900
ボタンファイル (gif) 約500
被リンク NTTなど 28個所より
新聞雑誌等紹介 ウッデイライフなど23誌

大阪府経営合理化協会 合理化6月号掲載

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