玉固 


細い稔(冬季は藤蔓を用いることもある)でつくった三重の小さな輪を玉固(たまこ)といい、
これは鐶組み筏(後述)のときに用いられる。
雑木稔は里山には少なく、遠く深山の雑木林まで出かけていく。8キロから10キロも入る
ことも珍しくなく、担ぎ出しもまた大変な作業であった。
筏の組み方はつぎに詳述するが、そのときの稔の使い方はおおむね8の字形に回して縛る。
また玉固は鐶組み筏のつなぎ目に鐶で打ちつけ稔でつなぐのである。