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木材と音、響きの研究

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木材にはいずれも特有の音質、音色がある

スピーカーボックスは、スピーカーユニットの前後を仕切って音波の打ち消しあいによる、特に低音の音圧低下を防ぐことが目的の第一義であることは申すまでもないでしょぅ。
その目的のためだけにならば、密度が高く比重の大きな、たとえば鉄とか石、あるいはコンクリートなどの厚いもので囲ってやればよいことになります。
しかし、どんなに質量の大きな硬いものでも、共振による音をださないものは皆無と言い切ってよいでしょう。
共振するから には、その材質特有の音質、音色が付帯することになります。
 木は強度的には鉄や石に較べ劣ります。が、その質感、音質、音色が人間になじむのでしょぅか、古くからスピーカーボックス(エンクロージエア)に使われてきました。加工のしやすさ、重量の軽さも一閃であったかもしれません。
資源を護る観点から木の端材をも活用し、しかも強度、伸縮などの安定性も優れた構 造、ということで合板、ランバーコア、集成材、バーチクルボード、MDF(中質繊維板)などが開発され、多く使用されてい ます。
音質面でもそれぞれによいものをもっています。
最近では、火山灰を加工した難燃性の板材も出現しました。
音質はMDFに近く、木質の響きを有しています。
リスニングルームや音楽ホールの壁材に最適と思います。
スピーカーボックスもこの材で造ってみたいと意欲をそそられます。
プラスティックも、やはり木質の響きを有するコーリアンなどが音響用に使われだ しました。