015.シロダモ


解説
クスノキ科シロダモ属、クスノキやヤブニッケイに似た近縁の常緑高木。別名はシロタブ、タマガヤ。俗名:ツヅ、ツヅノキ名前の由来は葉の裏が白いタブノキという。風が吹くと裏返った葉が白く見えるところからウラジロ、ウラジロノキといわれる。
本州(宮城、新潟県以南)、四国、九州、琉球、台湾、朝鮮半島南部、中国中南部に 分布する。 暖地の山野に普通に見られる。特に沿海地に多い。
樹高は10?15m。幹は直立し、樹皮は紫褐色?暗褐色。若枝には黄褐色の絹毛がある。
葉は互生、葉柄があり、枝先に密にする。葉身は革質、長楕円状披針形で、長さ8?18cm、先端は尖り3主脈が目立つ。若葉には黄褐色の絹毛があるが、後に表面は無毛になり、裏面は粉白色を帯び、多少絹毛が残る。
雌雄異株。10~11月、葉腋に1~数個の無柄の散形花序を付ける。果実は楕円状球形で、12?15mm。翌年の秋(10月から2月)に赤色に熟す、まれに黄色。
樹木は庭木、防風樹に、木材の用途としては建築・器具材、薪炭材に利用される。果実をツヅの実といい、種子から採れるツヅ油をろうそくにした。
樹形
シロダモ シロダモ
上2枚 大阪市立大学付属植物園 2012年4月8日撮影
シロシダモの葉
神戸市立森林植物園 2016年12月18日 撮影
シロダモ
神戸森林植物園 2014年5月18日撮影
シロダモの若葉
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影
樹皮
シロダモの幹
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影