022.ナナカマド


解説
バラ科ナナカマド属。落葉高木。北海道、本州、四国、九州の山地~亜高山帯、朝鮮半島や南千島、サハリンにも分布する。アズキナシヤマナシ、 カタスギとも呼ばれる。赤く染まる紅葉や果実が美しいので、北海道や東北地方では街路樹としてよく植えられている。高さ7-10m程度になる。樹皮は帯灰暗褐色から、のちに灰色。大きな皮目がある。夏には白い花を咲かせる。葉は枝先に集まって着き、奇数羽状複葉。秋には小さな赤い実が房になってつき、真っ赤な紅葉になる。実は鳥類の食用となる。果実酒にも利用できる。 備長炭の材料として火力も強く火持ちも良いので作られた炭は極上品である。また、北欧などでは魔よけに もなっている。「ナナカマド」という和名は、"大変燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない"ということから付けられたという説が、広く流布している。その 他に、"7度焼くと良質の炭になる"という説や、食器にすると丈夫で壊れにくい事か ら"竃が7度駄目になるくらいの期間使用できる"という説などもある。

木材としては散孔材で重硬。用途は器具、薪炭などに使われる。

写真 ナナカマドのつぼみ ナナカマドの蕾み
上2枚 神戸市立森林植物園 2016年5月22日撮影
紅葉

ナナカマドの紅葉

神戸森林植物園 2009年11月 
ナナカマドの葉
神戸森林植物園 2001年11月18日 
 
『ナナカマド 七竈』』ー 場所: 井の頭恩賜公園/ Inokashira Park Zoo RanRanさん撮影 2013年10月31日facebook投稿
ナナカマドの樹形と実

但馬高原植物園 2005年10月 

ナナカマドの実

神戸森林植物園 2009年11月 

写真
神戸森林植物園 2000年4月30日撮影
大阪市立大学付属植物園 2005年8月7日撮影
樹形
大阪市立大学付属植物園 2005年8月7日撮影
表皮
写真