0054.ハクウンボク


解説
はくうんぼく(白雲木) エゴノキ科エゴノキ属。落葉高木。北海道(道央以南)、本州、四国、九州、朝鮮、中国に分布する。 花の咲く様子が、白い雲を思わせるので、この名がついた。山地に生え、高さ15メートルになり、樹全体が白い花で覆われる。葉は互生、10-20センチの円形になり、縁の上部にわずかに鋸歯がある。裏面には脈が凸に出て、星状毛が密生する。5-6月に、枝先に総状花序を出し、白い花を多数下垂させる。花冠は5深裂。雄しべは10本、雌しべは1本ある。果実は球形で、9月に熟す。近縁のエゴノキと同形の実だが、花序が大きい分、実は長い軸に下垂する。材は色が白く緻密で亀裂を生じない上、加工が容易ということから和傘の先端のろくろ、傘柄、挽物、糸巻、玉突き棒、算盤玉、パイプ、漏斗、呑口、楊枝、櫛、将棋の駒などに利用された。
ハクウンボクの花 ハクウンボクの花
上2枚 河内長野市 花の文化園 2013年5月6日撮影
ハクウンボク
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影
ハクウンボク
大阪府 花の文化園 2013年5月6日
ハクウンボクの実 ハクウンボクの実
上2枚 宇治市植物公園 2013年6月9日 撮影
ハクウンボクの実
大阪府 花の文化園 2013年7月28日
ハクウンボクの花
河内長野市 花の文化園 2013年5月6日撮影
ハクウンボクの葉
大阪市立大学付属植物園 2008年11月22日撮影
写真
神戸森林植物園 2000年4月30日撮影
表皮
写真
神戸森林植物園 2000年4月30日撮影
ハクウンボク ハクウンボク
上2枚 大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影