098.コクタン


解説
 科カキノキ科(Ebenaceae)  名称 コクタン、エボニー、黒檀、Ebony(市場名)、Kayu hitam、 Kayu aram、Kayu malam[マレイシア、インドネシア]、 Kamagon[フィリピン]  学名 Diospyros discolor、D.ebenum などを含むDiospyros spp.  産地:インド、タイ、ミャンマー、スリランカ、セイロン、ヒマラヤ、 アフリカ、ニューギニア  障害 呼吸器刺激、喘息などが発生する可能性がある  気乾比重 1.09(D.discolor)1.05(D.ebenum)  唐木の一種で貴重な散孔材。真黒のコグタンは、東南アジアやアフリカ  の民芸品として木彫りなどで見ることが出来る。しかし大きいものは  少なくなってきている。最近のトレンドとしては、単色よりも濃淡が  混じっているようなものが好まれている。
以前から日本では、コクタン  を縞黒檀、青黒檀、斑入り黒檀などと分類して取引しているが、異なる 樹種かどうかは不明。
 科名を見てわかるように、果物のカキと同類の木材。
コクタン類の中に  は、伐採されつくし現在では入手出来なくなっているものもある。
 木材   インドネシア名のように Kayu hitam、黒い木やKayu malam 夜の木   (Kayuは木の意味)と呼ばれるように、黒が強い印象の木である。  心材は個別の種類により桃色と黒色による縞状や、真黒、その他  など、黒色基本ではあるが、樹種により幅広く異なる。辺材はほとんど  が灰白色。肌目は精、木理は通直であるが、不規則なこともある。  一般に木材は重硬で、切削・加工は困難。重くて硬く、重量感がある。  年輪ははっきりせず、木肌が細かい。油が多く、磨けば磨くほど金属の  ような光沢がでる。
     用途 唐木細工、家具(仏壇)、彫刻、旋作、象眼、絃楽器の部品、ピアノ  の鍵、ブラシの柄、合板の化粧表板、家具など装飾工芸的高級用に用  いられる。
木目
写真