1005.トベラ

解説
トベラ(扉) トベラ科トベラ属。常緑低木。岩手県南部以南、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾までの海岸に分布している。海岸では海岸性森林の最前線に位置し、低くて密な群集を形成する他、海岸林の中では高木層を形成する場合もある。樹皮は淡褐色で滑らかであり、枝、葉、根に臭気がある。主に枝の先に葉が集まってつき、倒卵形、互生、主脈は白っぽく、葉全体はつやのある緑色で、少し内に巻くように、葉全体が反っている。雌雄異株。4-6月に本年枝の先に集散花序を出し、芳香のある白い5弁の花が上向きに多数開く。後に黄色になる。朔果は球形で、秋に灰褐色に熟して3裂し、 赤い粘り気のある種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるといわれている。また、別名、トビラノキ(扉の木)といわれ、枝葉は切ると悪臭を出し、節分にイワシの頭などとともに魔よけとして枝を門扉に挿したこと。そのため扉の木と呼ばれ、これがなまってトベラとなったのである。
トベラの名は トベラの名は
大阪市 長居植物園 2013年5月19日
トベラの実 トベラの実 トベラの実
上3枚 大阪市長居植物園 2014年1月12日
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通勤途中 2014年5月18日
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大阪市大植物園4月9日 撮影
樹形
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