1008.ハマナス

解説
ハマナス(浜茄子) バラ科バラ属。落葉低木。別名はハマナシ(浜梨)という。皇太子徳仁親王妃雅子殿下のお印でもある。東アジアの温帯や亜寒帯に生息し、日本では北海道に多く、南は茨城県、島根県まで分布する。「ハマナス」の名は、浜(海岸の砂地)に生え、実が梨に似た味がすることから「ハマナシ・浜梨」と呼ばれていたが、それが東北弁で訛って「ハマナス」になったとされている。高さ、1-1.5メートルになり、枝は太く、細かくトゲがある。6-8月に赤い花(まれに白花)を咲かせる。バラ科の植物なので、花からは清楚で可憐な野バラの香りがする。花はお茶、根は染料に、10月頃になる果実はローズヒップとして食用になる。この果実は、親指ほどの大きさで赤く、弱い甘みと酸味があり、芳香は乏しい。ビタミンCが豊富に含まれることから、健康食品として市販されている。また、長崎の出島のオランダ商館医シーボルト(1796~1866年)は帰国の際に日本からオランダにハマナスを持ち帰り、その後オランダでハマナスは普及し、現在は手入れが簡単でしっかりと根をはるという理由からオランダでは街路樹の一割を占めている。
ハマナスの花 ハマナスの花
上2枚 大阪市長居植物園 2013年8月18日撮影
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大阪市大植物園4月9日撮影
ハマナスの実 ハマナスの実 ハマナスの実
上3枚 大阪市長居植物園 2013年8月18日撮影
樹形
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