1013.ヒメシャラ

解説
ひめしゃら(姫沙羅) ツバキ科ナツツバキ属。落葉高木。別名サルタノキ、コナツツバキという。原産は日本であり、本州の神奈川県以西、四国、九州に分布する。暖帯上部から温帯域に生育し、パイオニア的な性質を持っているので、荒れた森林に出現する。名の由来は、シャラノキと呼ばれたナツツバキより、葉も花も小さいため「姫」が付けられた。高さ15メートルほどになり、垂直によく伸びる。若木のうちは灰色の細かくざらついた樹皮であるが、成長するに従いこのような樹皮ははがれ、次第に赤褐色のごく薄い樹皮に変わる。この樹皮は細かい鱗状にはがれるが、全体としては淡赤褐色のつるつるしたものに見える。葉は長さ5-8センチ、互生で短い柄があり、葉身は卵形~楕円形、両面に毛が散生する。縁は、低い鋸歯がある。7-8月に葉腋から1つずつ、直径約2センチの小さな白い花を咲かせる。秋には紅葉になり、10-11月に濃褐色の実ができて種子ができる。
写真
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樹形
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