1064.スダチ

解説
 スダチ(酢橘) ミカン科の常緑低木。昔から日本では馴染みのある柑橘類、ユズの近縁種である。名の由来は、酢橘(すたちばな)が短縮変化してなった。高さ約3メートルほどになり、幼木期には特に樹勢が弱く栽培には注意が必要である。枝には長く鋭い刺が多く、葉は互生、長楕円形、皮質で長さ6-9センチ、表面に腺点があり葉柄には翼がある。5-6月に新鞘の先端、葉腋に白い5弁花を咲かせる。秋頃に直径4-5センチほどの果実が実る。果皮は、薄く滑らかでデコボコして油胞は細かく不明瞭であり、果肉は淡黄色、独特の芳香があり酸味が多く食酢に都合が良いとされる。また青いうちに収穫し出荷するが、熟すとミカンと同様に黄色くなる。スダチは徳島県を代表する特産物の一つで、徳島県の花にも指定されている。
スダチの花
写真
2000.4.8撮影