1089.イヌガシ

解説
クスノキ科シロダモ属。常緑小高木。高さ4-6mになる。本州の関東南部以西・四国・九州・琉球・朝鮮南部に分布する。別名でマツラニッケイとも呼ばれる。樹皮は灰黒色で、小さな皮目が多くある。葉は互生し、長さ8-12cm、幅3-5cm、葉柄は1-2cm。若葉は無毛で滑らかであり、クスノキ科の特徴の三行脈がわかる。花は早春から咲き始める。雌雄異株であり、雄株の花はたくさんの小さな花が密集して、もこもこし特徴的である。雄花にもめしべがあるが、結実しない。果実は当年の秋に黒紫色に熟する。若枝は緑色だが、じきに茶褐色となる。幹の樹肌はニッケイに似ている。材は器具、薪炭などにする。
写真 写真 写真
大阪市大植物園4月9日 撮影
幹、樹皮
イヌガシ イヌガシ