1095.ザイフリボク


解説

ザイフリボク 采振り木 バラ科ザイフリボク属 学名・Amelanchierasiatica(Sueb.etzucc.)Endl.  別名・シデザクラ  樹形・半球形  樹高10m程の落葉小高木  本州(岩手県以西)、四国、九州、朝鮮半島に分布する。 庭木、公園木として利用される。
北アメリカに産する近縁種のアメリカザイフリボク (A. canadensis) は、ジューンベリーと呼ばれており、赤く熟した果実を食用とする。
樹皮は薄く灰白色で特徴があり、わかりやすい。
葉は有柄で楕円形、縁には小さなきょ歯があり、赤味を帯びる傾向がある。
。若枝、葉柄、葉は初め毛が密生するが、後になくなる。とくに若葉の裏面に白い綿毛が密生するのは顕著。4~5月頃10個ほどが集まった白い花序をつくる。この花弁が細長く、采配(さいはい)に似ている為、ザイフリボクといわれる。花は春、前年の枝の節から総状花序につく。花弁の長さ10~15mm、柄やがくには白い綿毛がある。
別名のシデザクラも同じで白紙の四手(しで 玉串、祓串、御幣>などにつけて垂らすもの)に見立てたもの。

また植木も造園業界では「ニレザクラ」と呼ばれることもある。


実は10月頃、濃紫色、黒紫色に熟し、粉をふいたようになり、食べることができる。
庭木として植栽されるほか、花材にもなる。地域によっては、農地の境界杭の替わりの目印として植えられてきた。


葉と実
アメリカザイフリボク
アメリカザイフリボク
上2枚 名古屋 東山植物園 2008年4月12日アメリカザイフリボク
樹形
ザイフリボクの樹皮
大阪府河内長野市 花の文化園 2014年8月17日