1175.シュロ


解説
シュロ(棕櫚、棕梠、椶櫚) ヤシ科ヤシ属の総称であり、5種以上が属する。シュロという名は、狭義には、そのうち1種のワシュロの別名とされることもある。逆に広義には、他のさまざまなヤシ科植物を意味することもある。常緑高木。中華人民共和国湖北省からミャンマー北部、日本では九州地方南部に自生する。日本に産するヤシ科の植物の中ではもっとも耐寒性が強いため、東北地方まで栽培されている。幹は円柱形で、分岐せずに垂直に伸び、大きいものでは高さが10メートルほどになる。幹の先端に扇状に葉柄を広げて数十枚の熊手型の葉をつける。葉柄の基部は幹に接する部分で大きく三角形に広がる。この部分の下端から下に30-50センチにわたって幹を暗褐色の繊維質が包んでおり、これをシュロ皮という。雌雄異株で、稀に雌雄同株も存在する。雌株は5 - 6月に葉の間から花枝を伸ばし、微細な粒状の黄色い花を密集して咲かせる。果実は11-12月頃に黒く熟す。
樹形
シュロ シュロシュロ
大阪市大植物園 2013年8月11日
 
上3枚 この木に関する俳句しゅろ