1199.ヤブコウジ


解説
(藪柑子)ヤブコウジ科ヤブコウジ属。常緑低木。別名をジュウリョウ(十両)、ヤマタチバナという。本州、四国、九州、朝鮮南部、中国、台湾に分布する。高さ30-80センチになり、名前のとおり山林の木陰などに自生している。茎は枝分かれせず地下茎を伸ばして増える。葉は、茎の上部に2-3段、3-4枚が輪生状に互生し、長さ10センチほどの楕円形でフチにはギザギザがある。7-8月に、白い花を2-5個下向きにつける。果実は5ミリほどの球形で、10月頃赤く熟す。低い位置で茂るため、「グランドカバー」として用いられることが多い。センリョウ(千両)やヤブコウジと同属のマンリョウ(万両)同様に色づいた実は迎春の飾り物に使われ、その兼ね合いからかジュウリョウ(十両)の別名がある。

ヤブコウジ
福岡市植物園  2009年11月07日