1216.ヤマナシ

解説
バラ科ナシ属。落葉高木。九州、四国、本州、朝鮮半島南部、中国中南部に分布して いる。高さ5mになり、わが国の最も古い時代にあける果物で、持統天皇が栽培を奨 励したとある。現在のニホンナシというのは、ヤマナシを、永年にわたって改良した ものである。葉は互生し長さ7-12cm、幅4-5cm、卵形あるいは狭卵形、先は鋭尖 形である。若葉には両面とも褐色を帯びた綿毛があるがすぐに無毛となる。花は4月 頃、開葉と同時に5-10個の白い花が集まって咲き、9月には黄褐色に実が熟する。ま たナシの花を愛でる人がいないのは、ナシの花には嫌な匂いがするためだといわれて いる。生食のほかジヤムや缶詰、乾果、果樹洒にされ、材は家具、器具、薪炭用として使われる。

樹形
 奈良 万葉植物園 2003年7月27日撮影
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