1244.マメガキ


解説
マメガキ (豆柿)
カキノキ科カキノキ属。落葉高木。別名はシナノガキ、ブドウガキともいう。中国、インド、小アジア、ヨーロッパ南部原産が原産であり、日本には中国から渡来したとされ、柿渋をとるために栽培される。小粒の柿から、マメガキ(豆柿)の名になったという。高さ10-12メートル、最大では30メートルにもなるという。樹皮は暗褐色、葉は、互生、葉柄約1センチ、楕円形-長楕円形、長さ6-14センチ、幅4-6センチ、葉裏に軟毛がある。6月頃に黄味掛かった白色の花を着ける。雄花は雄しべ16、雌花は雌しべ1と退化した雄しべ8を持つ。果実は、直径1-2センチの球形の腋果、秋に黄色~黒紫色に熟して甘く美味しい。また、柿渋には多量のタンニンが含まれ、ビタミンPと似た化学構造で、血管の透過性を高め、高血圧を抑制することが知られる。未熟果からとれる柿渋は、防水・防腐剤として傘、渋紙、魚網、漆器の下塗り、染色剤、日本酒の濁りをとる場合にも使われるという。
+大阪市立大学附属植物園 2007年10月14日 
樹形、葉
小石川植物園 2000年8月24日