1246.バクチノキ

解説
バクチノキ(博打の木)
バラ科サクラ属。常緑高木。関東以西の本州、四国、九州、沖縄の暖地に分布する。別名はビランジュ(毘蘭樹)という。高さは10-15メートル、直径30-40センチくらいになる。樹皮がはがれるのを博奕(ばくち)に負けて裸になる ということからついた名である。別名ビランジュは、インドの毘蘭樹と誤ってあてたものである。樹皮は灰白色。絶えず古い樹皮が長さ数10センチ程度のうろこ状に剥がれ落ち、黄赤色の幹肌となる。葉は、長さ8-20センチの長楕円形で深緑色、葉柄の上部に2個の蜜腺があり、縁には鋭鋸歯である。9月頃、長さ3センチの短い総状花序に白色の花が多数つき、花序の軸には短毛がある。花序の下部には葉がつかず、花弁は5個で長さ2ミリの円形である。果実は、翌年初夏、成熟し、直径長さ1.5センチほどのゆがんだ長楕卵円形である。マホガニーの代用品として家具材、器具材などに使われる。葉から咳止め薬に、樹皮から黄色の染料がとれる。
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上2枚 大阪市立大学附属植物園 2011年10月09日
バクチノキの実 バクチノキの実
上2枚 京都府立植物園 2014年1月26日
バクチノキ バクチノキ
上2枚 大阪府河内長野市 花の文化園 2014年8月17日
樹形
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京都府立植物園 2012年5月20日
パクチノキ
京都府立植物園 2014年1月26日
樹皮
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京都府立植物園 2012年5月20日
バクチノキ 樹皮
上2枚 京都府立植物園 2014年1月26日