0137.ローズウッド


解説
 イーストインディアンローズウツド、シタンとも呼ぶ。しかし  私たちの木材業界ではシタンとローズウツドは別物としている。
 マメ科。インド、インドネシア、ミャンマーに分布する。ニューギニア、フィリピンにはない。
 木理は精。比重は0.81-0.85。直径90cm。環孔材的な散孔材。
心辺材の区別が明瞭で、心材は褐色・  金褐色・赤褐色。  加工はしやすい。
指物細工などにも用いられるが、化粧単板としての利用が多い。
 なかにはブラジリアンローズに似た赤紫色のきれいなものがある。
稀少になったブラジリアンロー  ズの代替として使われてきた。
世界に多く出回り、 評価を得ているローズウッドだが、最近は量  が少なくなってきている。
昔は太いも ので高さ30m、直径1.8mぐらいのものもあったそうだが、  今は 直径60cm以下が普通。
緻密で光沢がある。加工性はよい。乾燥は困難。仕上りはよく、耐朽性も高い。
古くから装飾用として愛好されており、 一般に小型ないし中型の 樹木で、世界  各地でいろいろなかたちのものが見られる。
 ローズウツドという名前は、この木のもつ香りだろうと思われる、かすかではあるが、バラの花のような香りがある。古い木材でもカンナをかけると香りがでてくる。
 現地表記 East Indian rosewood、 Indian rosewood、 Bombay blackwood、 Rosewood  学名 Dalbergia latifolia