138.デイゴ


解説
デイゴ(梯梧)
マメ科デイゴ属。落葉高木。原産地はインドやマレー半島で、日本では沖縄県が北限である。沖縄県では、1967年県民の投票により「沖縄県の花」として選定された。別名エリスリナという。海紅豆(かいこうず)が別名とされることが多いが、これは別種のアメリカデイゴ(鹿児島県の県木)のことである。高さは6メートルほどになり、成長が速く、スペースに余裕がある場合以外は、適度な剪定が必要である。春から初夏にかけて枝先に赤い花を穂状に咲かせる。葉は大きな幅の広い葉を3枚つける三出複葉であり、落葉性ではあるが、冬に全木が落葉することはあまりなく、花が咲く枝が落葉する傾向がある。材は柔らかく、加工しやすいため、漆器材料として使われる。また近年では、台湾方面から飛来・帰化したとされるコバチの一種デイゴヒメコバチによる被害が相次いでいる[1]。このハチはデイゴの葉や幹に産卵して虫こぶを作り、木を弱らせて枯らす場合もあるため、沖縄県では対策を急いでいる。
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