167.タイワンヒノキ


解説
 ヒノキ科。常緑大高木。台湾の木材中で最っとも優良な用材で、台湾の北部および中部の高地に分布する。  ふつう純林をなしているが、低いところでは紅櫓などと混生している。樹齢1000年をこすと高さ40m、直径3mに  もなる。心辺材の区別は不明瞭であるが、心材は黄褐色。辺材は淡黄白色。木理は通直。肌目は緻密で光沢  がある。比重0.49前後。日本櫓より重硬で、樹脂が多い。心材の耐久性は特大。切削・加工は容易。表面  仕上は良好。銘木としては、いまや日本櫓の代用品としてひろく使用される。とくに社寺建築では、大径長尺材  がとれるのでよく使われる。ただし木口やせするので注意。よく似た紅櫓としばしば混同される。