172.カシワ 


解説
 ブナ科。落葉高木。日本各地の温帯林に広く分布する。  北海道では海岸沿いに低木林をつくる。  波状の荒い鋸歯をもったカシワの葉は、端午の節句の柏餅で  なじみ深いものである。カシワの枯葉は冬期も落ちないで、  翌年の春まで枝に残るのが特徴である。木枯らしに吹かれ  カサカサと鳴る、カシワの枯葉には捨て難い風情がある。
 ナラ材と同様に、材は堅く、建築材や家具材などに用いられる。変わった用途としてウィスキーやワインの樽材がある。
 万葉の時代には、クヌギやナラとともに「ハハソ」と呼ばれていた  木だが、いつのころからかカシワと呼ばれ、柏の字があてられた。 中国で柏と書けば、カシワとはまったく異なるヒノキ科の針葉樹のことをいう。
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樹形
表皮
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この木に関する俳句かしわ