173.ニレ


解説
ニレ科。 落葉高木。北半球の暖帯から温帯に分布する。 日本ではハルニレ・ アキニレ・オヒョウがある。 エルムとも呼ばれ、北海道の平地でよく育つはハルニレのことである。
ハルニレは本州以南の温帯林や 亜寒帯林にも、ほかの落葉広葉樹と混生するが、 本州以南に通常見られるのは、アキニレのほうである。 左右不対称の小さな葉がかわいらしいアキニレは、街路樹としてもよく植えら れる。ハルニレは4月ごろ アキニレは10月ごろに開花するため、この名があるが、 ともに花は目立たない。建築材・器具材としても用 いられるが、材は堅く工作が 難しい。中国産やヨーロッパ産のニレ類のある種のものは、強靭で材質が すぐれ、 かつて舟材として盛んに使われた。なお、アイヌの織物「アッシ」は、同じニレ属の オヒョウの 樹皮からつくられる。
木目
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樹形
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表皮
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開拓記念樹   北海道石狩郡当別町 願正寺のハルニレ北海道深川市 妹背牛神社のハルニレ北海道雨竜郡妹背牛町 神迎える楡 北海道旭川市 錬兵場の楡 北海道旭川市