0177.ホオノキ


解説
モクレン科。落葉高木。別名ホオガシワ。
全国各地の山間に他の広葉樹と共に 昆生している。特に土に湿気が多く肥沃な所で、より生長が早くなる。木材としては まとめて大量に出る所は北海道ぐらいしかなく、 全国的に見ても蓄積量は少ない といえる。高さ30m。直径1.5m。比較的直幹。
葉は互生し倒卵形、長さ 20-50cmで、 日本産広葉樹中で最も大きい。
枝先に集まってつく。『万葉集』に僧恵行の歌、 「わがせこが捧げて持てるほほがしはあたかも似るか青き蓋」がある。
5-6月に 径20cmほどの大きい杯形 の花をつけ、乳白色。
果実は集合果で全体が楕円形 で長さ10-20cm、裂開して緋紅色の仮種皮で覆わ れた種子が現れ、それが白い 糸でぶら下がる。
材は散孔材で、心材は灰緑色、均質・緻密、やや軽軟で 狂い が少ない。
器具、建築装飾材、機械、家具、建具などに用いられ、特殊な用途に 製図板、寄木、 木象嵌、彫刻、刃物鞘、下駄歯、漆器木地などがある。
古代には食物を盛る葉に用いられ、現在でも 飛騨高山の朴葉みそ、朴葉ずし、 朴葉にぎりが知られている。
木目
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ホウノキの花 ホウノキの花
上2枚 大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影
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大阪市大附属植物園 2004年4月11日
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大阪市大附属植物園 2003年7月22日
ホウノキの葉 ホウノキの葉
上2枚 大阪市大植物園 2013年8月11日
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大阪市大附属植物園 2008年11月22日
表皮
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この木に関する俳句ほう