221.アカシデ 


解説
あかしで(赤四手)
カバノキ科クマシデ属。落葉高木。高さ15メートルにもなる。日本全国から朝鮮半島や中国に分布している。山野の河岸などの湿ったところを好む。シデノキ、ソロ、ソロノキ、コソネとも呼ばれる。名の由来は、冬芽や花芽が、赤みを帯びて垂れ下がっているためである。ちなみに四手(紙垂)とは、しめ縄や玉串などに垂れ下がる、細長く切った紙のことをいい、果穂を四手に見立てたのである。樹皮は暗灰色で皮目が多く、老木では筋状のくぼみが目立ち、葉は卵形から卵状楕円形で互生し、縁には不揃いの重鋸歯がある。雌雄同株で、4-5月ごろ、葉の展開と同時に枝の先端に雌花序を上向きにつけ、雄花序は下垂する。果実は堅果で、果穂となって下垂する。葉は秋に橙色から赤色に紅葉するが、林内に生えるものでは赤くならないこともある。材は硬く器具の柄などに用いられ、またシイタケの栽培にも用いる。
木目
写真
アカシデの花
アカシデの花
上2枚 大阪市立長居植物園 2013年5月19日撮影
写真
 紅葉 
冬のアカシデ
 大阪市立長居植物園 2015年2月1日撮影
幹、根
写真 アオシデ樹皮
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影
樹形
アオシデ樹皮 アオシデ樹皮
上2枚大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影
表皮
アオシデ樹皮
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影