242.タイワンクス


解説
 クス科。常緑大高木。台湾全土に分布する。散孔材。高さ50m。直径3m。樟脳をとるために過伐され、  現在、蓄積は少ない。心材は暗紅褐色。辺材は淡黄褐色で、しばしば心辺材の区別不明瞭。
 木理は交錯し、肌目は荒い。樟脳特有の匂いがあり、虫害に強い。比重は0.5前後で、あまり強く  ない材。切削・加工は容易。心材の耐久性はやや大。銘木としては、探柱、床廻り材、などに使用  される。台湾には、日本と同種のクスノキ(Camphor tree,C.CamPhora SIEB.)もあり、少し色が  薄い。しばしば牛樟と混同される。