311. チシャノキ 


解説
エゴノキ科・エゴノキ属の方言のチシャノキとは別。 ムラサキ科。 日本、朝鮮に分布する。チシャ、ジシャ、カキノキダマシ友呼ばれる。木理はやや粗。 比重は0.55。直径50cm。シオジに似た雰囲気があるが、シオジよりも硬い。 心材は光沢のあるも のや、墨を流したような渋い縞模様の染みが入ったものがある。縞模様の入った材は日本人好み の雅味があり、一時期、クロガキの代用として出回った。 当時はクロガキのにせものと呼ばれたが、 いまは少なくなり、稀少価値の高い材になっている。箪笥、茶箪笥の鏡板、前板などとして、装飾 的に用いられる。 筆箱など民芸 的な小物にも使われる。宮崎県を中心に、大分、鹿児島、屋久島、四国の一部に分布するが、 国有林のなかでしか採れない。
チシャノキの葉 チシャノキの葉
上2枚 大阪市 長居物園 2012年10月8日撮影

チシャノキの実
上2枚 大阪市長居植物園 2013年8月18日撮影
樹形
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上3枚 京都府立植物園 2012年5月20日撮影
表皮
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京都府立植物園 2012年5月20日撮影