364 .ナツツバキ 

解説
ナツツバキ(夏椿) ツバキ科ナツツバキ属。落葉高木。別名はシャラノキ(娑羅樹)という。名前は夏に椿に似た花を咲かせるところに由来し、別名のシャラノキは仏教の聖樹、フタバガキ科の娑羅双樹に擬せられ、この名がついたといわれている。日本原産の花木で福島県以西~九州にかけて広く分布している。高さは10-20メートルになり、幼木の樹皮は黒っぽい赤褐色であるが、成長に従いまだら状にはげてきて齢を重ねた成木はなめらかな灰褐色の樹皮でツルツルしており「サルスベリ」のようである。葉は楕円形、長さ10センチ程度ツバキのように肉厚の光沢のある葉ではない。また、ツバキ科では珍しく、秋には落葉する。6-7月初旬に直径5センチ程度で、雄しべの花糸が黄色く、花びらは5枚で白く、フチが細かく縮れたごく浅いフリル状の花を咲かせる。朝に開花し、夕方には落花する一日花である。また、果実は5角卵形で、先が尖っている。
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紅葉
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樹形
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六甲高山植物園 2006年11月

表皮
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