472.ヒトツバタゴ 


解説
モクセイ科ヒトツバタゴ属。落葉高木。高さ20メートルにもなる。タゴとはトネリコの別名で、トネリコは複葉なのに対して本種は単葉なので「一つ葉のトネリコ」という意味で「ヒトツバタゴ」の名前がついたのである。別名はナンジャモンジャノキ「ナンジャモンジャ」と名付けられる植物の樹種には、ヒトツバタゴのほかにニレ、イヌザクラ、ボダイジュなどがある。日本では対馬、岐阜県木曽川周辺、愛知県に隔離、中国、台湾、朝鮮半島に分布する珍しい分布形態である。幹は灰褐色で縦に切れ目が入る。 葉は長楕円形で4-10センチ程度となり、長い葉柄を持ち対生する。5月になると新枝の枝先に10センチ程度円錐形に集散花序をつけ、深く4つに裂けた白い花を咲かせ、花の盛り時期はとても見事で、その姿はよく「木がまるで白い雪に覆われたような美しい姿」と表現される。また雌雄異株であるが、雌花のみをつける株は存在せず、雄花をつける株と、両性花をつける株がある雄株・両性花異株である。秋に、直径1センチ程度の楕円形の果実をつけ、黒く熟する。
ヒトツバダコの葉
河内長野市 大阪府立花の文化園 2012年8月27日

写真
河内長野市 大阪府立花の文化園 2007年5月11日

ヒトツバダコの花 ヒトツバダコの花 ヒトツバダコの花 ヒトツバダコの花
大阪府 花の文化園 2013年5月6日
ヒトツバダコの実
河内長野市 大阪府立花の文化園 2013年9月1日

樹形
写真
河内長野市 大阪府立花の文化園 2007年5月11日
ヒトツバタコ
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影
幹、表皮
ヒトツバタコ ヒトツバタコ
上2枚 大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影