525.ヤマナラシ


解説
ヤマナラシ(山鳴らし) ヤナギ科ハコヤナギ属。落葉高木。別名はハコヤナギ(箱柳、白楊)といわれ、高さ20-25mにもなる。本州、四国、朝鮮半島などのやや乾燥した陽あたりのよい山地帯の荒れ地に分布する。根が浅いため、風害をうけやすい。樹皮は緑白色で老木ではそろばん状の裂け目がある。葉は互生、葉柄は広楕円形または三角状菱形。長さ4-8cm、幅は3-7cm、葉の表面は濃緑色、裏面は青緑色、葉縁は波状の鋸歯がある。花は葉より早く、長さ5-10cmの尾状花序が下垂する。雄花序は紅紫色、雌花序は黄緑色。果実は萌果で2裂する。和名の「ヤマナラシ」は,葉の形状が風にそよぎやすく,カサカサとよく葉音を鳴らすことに由来する。また,別名 「ハコヤナギ」は,材で箱を作ったことに由来する。