0533.レンガス


解説
 ウルシ科(Anacardiaceae)  産地はインドシナ、マレイシア、インド、ミヤンマー、カンボディア、  ベトナムタイ、パプァニユーギニアなどの熱帯降雨林地帯に分布する。
 つい最近までは日本に輸入されなかつたが、最近増えてきた。
 この木はウルシ科に属する性質のとおり、さわるとひどいかぶれをおこす。
 そのため、現地では伐採をしなかつたのだが、他の経済林がなくなってきたため  ついにこの木までという感じがする。
心材と辺材の色の差は著しい。心材は鮮やかな赤、橙  色などで、かなり変化に冨んでいる。時には紫色を帯びるこ  とがある。辺材は白色。木理は交錯し、肌目はやや粗い。
 やや硬く、比重は0.57~0.88で重い部類になる。  シリカのを含むので、機械加工の刃物を早くダメにするため大工、  職人または製材工場に嫌われる。それなりの鋸であれば大丈夫。  材に触れると皮膚炎をおこすが、完全に乾燥していれば問題ない。
 用途は材面が鮮やかな赤色であるため、乾燥を十分にすれば、装飾的な価値がでて、用途は広くなる。家具、キャビネット、床柱、化粧単板、仏壇、寄せ木細工 、額縁、唐木類の代替材や梱包、バレツト用途にも使われている。