0597.カクレミノ


解説
カクレミノ(隠蓑)
ウコギ科カクレミノ属。常緑高木。別名はミツナガシワ、ミソブタという。日本原産であり、千葉県南部以西の本州、四国、九州、沖縄に分布し、湿り気のある樹林内や海岸近くに多く自生している。高さは7-15mになり、枝分かれは、比較的少なく、株立ち状になることが多い。名の由来は、若木の頃は葉に深い切れ込みが入りその姿が昔の雨具の「蓑(みの)」に形が似ているところからである。成木になると切れ込みのない葉が出てくるようになり、老木になると古い葉が秋に紅葉することもある。また、葉の色は深めの緑色でやや分厚くて革質、表面に光沢がある。枝は若い頃は緑色をしている。7-9月、枝先に4~7センチの花枝を伸ばし、球状に集まった緑色の散形花序をつける。秋に果実ができて黒紫色に熟し、果実の中には8ミリほどの種子が入っている。樹液中に漆の成分と同じウルシオールを含むため、体質によってかぶれることがある。庭木、神社等によく植えられている。
葉、実
カクレミノの実 写真
福岡市植物園 2009年11月撮影
写真
福岡市植物園 2009年11月撮影
カクレミノ写真
六甲高山植物園 2006年11月撮影
カクレミノの葉
大阪市立長居植物園 2012年1月12日 撮影
カクレミノの樹皮
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影
樹形
カクレミノ写真
六甲高山植物園 2006年11月撮影
写真
福岡市植物園 2009年11月撮影
カクレミノ写真
長居植物園 2012年5月撮影
カクレミノ写真
長居植物園 2012年5月撮影
表皮
写真
通勤途中4月29日撮影
カクレミノの樹皮 カクレミノの樹皮
上2枚 大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影