667.ネズミサシ


解説
ヒノキ科ビャクシン属。常緑針葉高木。高さ20-25m。本州、四国、九州、朝鮮半島や中国北部の丘陵帯、山地帯の日当たりのよいやせ地に分布する。別名ムロ、ネズ、トショウなどと呼ばれる。 葉が細く鋭いので鼠さえも刺してしまうというのが名前の由来である。その名のとおり、昔は鼠の通路にこの枝を置いて、被害を防ぐのに使われていた。葉が針状で、樹皮は灰褐色で縦に裂けて剥がれる。雌雄は異株で、雄花は楕円形で雌花は卵円形、どちらも葉腋の小枝につく。果実は肉質の液果状球果で、直径1cmほどで中に3個の種子がある。初めは緑色ですが、翌年に成熟すると黒紫色になる。枝葉、球果、材に香りがあり、球果を香気分析すると、α-ピネン、サビネン、ミルセンなどの成分が確認されている。
写真
錦織公園 2000.3.5 撮影
表皮
写真
錦織公園 2000.3.5 撮影