0670.ホワイトウッド


解説
ホワイトウッド(Picea abies) 別名 ドイツトウヒ、ヨーロツパスプルース、ノルウエースプルース  ヨーロツパでの呼び名で、現在住宅用の部材として数年前から輸入され ホワイトウッドの名称で取り引きされている。
ヨーロッパスプルースであるが、日本では少し前までドイツトウヒと呼ばれて 北海道その他に入っていた。
ヨーロッパロシア及ぴヨーロッパのほぼ全域に生育し、ヨーロッパでは レツドウッド(オウシュウアカマツ)と共に最も普通に見られる造林樹種 の1つである。
大陸では樹高30~50m、直径0.6~1mに達するがスカンジナビア 半島のものはあまり大きなものはない。
材は白色ないし淡黄白色で、気乾比重及び強度は産地及び生育条件によって 異な。
例えばスウェーデン産のものでは気乾比重は約0.60、繊維方向の引張 り強度90MPa (メガパスカル)、曲げ強度75MPa、圧縮強度40 Mpa、強度3.2MPaで、 繊維方向の弾性係数は 11,000MPaで、繊維直角方向の弾性係数はほぼその半分 となっている。
乾燥による収縮率が比較的小さく狂いが少ないので、下地材、造作材として すぐれている。
用途は一般建築材料として使われるほか、家具用材、 造作材、木工用材として 幅広い用途を持っている。
また音響的性能がすぐれているため、楽器用材とし ても使われる。
また、この数年来からは集成材のラミナ(Laminae、挽き板)として利用される ため、ヨーロッパから輸入されている。