0711.マテバシイ


解説
マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎) ブナ科マテバシイ属。常緑高木。別名はマテバガシ、マテガシ、マタジイ、サツマジイ、アオジイ、トウジイという。日本固有種で本州の房総半島の南端、紀伊半島、九州から南西諸島の温暖な沿岸地に分布する。高さ15メートルになり、樹皮は灰黒色、縦に細かい白い筋があり、なめらか、若枝は無毛である。葉は互生、葉身は倒披針状長楕円形で大きく、縁は全縁、質は革質、表面は光沢がある。雌雄同株。5-6月頃、樹全体が黄色くなるように花をつける。雄花序は穂状花序で、新枝の葉腋から上向きにつく。果実は、堅果(どんぐり)で長楕円形、長さが2-3センチになる。殻斗(帽子)は総苞片が瓦状(ツブツブ状)に並ぶ。翌年の秋には熟し、タンニンをあまり含まないため、アク抜きを必要とせず、そのまま炒って食用になる。粉状に粉砕してクッキーの生地に混ぜて「縄文時代のクッキー」として味わうこともできる。用途としては、公園樹、建築用材、器具材である。
表皮
写真

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