0742.コウヨウザン

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解説
スギ科 コウヨウザン属。常緑高木。大きいものでは樹高30メートル以上、直径1m以上に成長する。中国、台湾原産地であり、日本には江戸時代後期に渡来した。スギに似ていて葉が広いところからつけられた名前である。世界的にはコウヨウザン、ラクウショウ、セコイアなどの広葉型の杉が主流であり狭葉型のものは少数である。樹冠は広円錐形。樹皮は褐色で長い繊維状に脱離する。葉は偏平、剛強で鎌状長披針形をなし、先は鋭尖で光沢ある濃緑色を呈し、縁には細かい鋸歯がある。雌雄同株。球果は頂生し、卵球形、初め緑色、成熟して褐色となる。種子は黄褐色、偏平で楕円体をしている。一果鱗内に3個あり、横に幅の狭い翼がある。4月、雄花は細長い楕円形で枝先に頭状に多数つき、雌花は卵型に近い球形で枝先に数個つく。材は建築材、器具材、船舶材、マッチ軸木用材などに使用され、樹木は庭園、公園に植栽されている。材は白蟻の害に耐えるから、台湾において特に利用されている。和名コウヨウザンは「広葉杉」である。中国名は「杉木」または「沙木」である。

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上2枚 神戸森林植物園 2000年4月30日撮影
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コウヨウザンの落ち葉 大阪市大植物園 2000年4月9日撮影
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大阪市大植物園 2000年4月9日撮影
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大阪市立大学附属植物園 2012年4月7日
樹形表皮
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上3枚 神戸森林植物園 2012年4月8日撮影
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上2枚 神戸森林植物園 2000年11月3日撮影
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新たな命が出てきている。98年7月
 の空
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神戸市立森林植物園 2016年12月18日 撮影


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