756.シンジュ

解説
ニガキ科ニワウルシ属。落葉高木。別名ニワウルシ(庭漆)という。「ウルシ」がついているが、ウルシとは全くの別種。ウルシのようにかぶれる心配はない。原産は中国北中部で、日本には1875年ころ、明治初期に渡来した。高さ10-20メートルになり、生育しやすく、道路脇や空き地などに、群生していることもある。樹皮は灰白色。皮目が多くて滑らか。老木では、縦に浅い割れ目ができる。葉は大型の羽状複葉を互生する。小葉は6~12対あり、卵状長楕円形で鋭尖頭。基部近くに大きな鋸歯が1~2対あるのが特徴である。雌雄異株で、6月に枝の先に緑白色の小花を多数円錐状につける。果実は秋に熟し、披針形で中央に種子がある。庭木、街路樹、器具材として用いられる。また、中国では根皮や樹皮を樗白皮(ちょはくひ)の名で解熱・止瀉・止血・駆虫などに用いる。
写真
大阪 長居植物園 2012年5月
写真
大阪 長居植物園 2012年5月
シンジュの葉
大阪市 長居植物園  2014年8月24日
葉(裏から)
大阪 長居植物園 2012年10月8日
樹形
写真
大阪 長居植物園 2012年5月
京都府立植物園 2012年5月
表皮
シンジュの樹皮
大阪市 長居植物園  2014年8月24日