758.スダジイ

解説
ブナ科シイノキ属。常緑高木。福島県から佐渡以南の本州、四国、九州、沖縄、済州島の暖地の海岸沿いの山地に多く分布する。別名イタジイ、ナガジイという。高さは15-25メートルほどになり、よく枝分かれし、多くの葉をつけ、樹冠はドーム型になる。心材は腐朽しやすく、葉が多く付いている枝でも、内部は空洞だったりする。樹皮は黒褐色で、老木になると縦に深く裂け目ができる。葉は互生、葉身は広楕円形、厚く革質、表面は深緑色だが、裏面は灰褐色で、鱗片状の毛を密生する。縁は全縁か、上半部に鈍鋸歯がある。雌雄同株、雌雄異花。5-6月に、淡黄色で長さ8-12センチの尾状花序が本年枝の下部から、上向きに出て雄花をつける。雌花序は本年枝の葉腋から上向きに出る。花が咲いた翌年の10-11月頃に長さ1-1.5センチ程度の堅果(どんぐり)が熟す。熟すと殻斗の先端は3裂し、中にある堅果を覗かせる。庭や公園などに、よく植えられている。
スダジイの花
 服部緑地都市緑化植物園 2014年5月11日
スダジイ
 大阪市大植物園4月9日撮影
スダジイの葉
神戸森林植物園 2014年5月18日撮影
表皮
スダジイ
大阪市大長居物園2012年10月8日撮影