764.ダイオウショウ


解説
学名:?Pinus palustris  マツ科の常緑高木。ダイオエマツ(大王松)とも言う。北アメリカ南部原産でノースカロライナ東部から南へフロリダまで、西はテキサス東部まで分布し、日本に渡来したのは明治末年頃で東北南部以南の本州、四国、九州に分布している。名前の通り大きなマツで、日本では通常10mくらいにしかならないが、原産地では40mもの大木となる。雌雄異株で、樹皮は暗灰褐色で、亀甲状に裂け目がある。マツ科の植物では短枝という特殊な短い枝に何本かの葉が束生するが、日本で一般的なマツ科植物ではアカマツやクロマツのように2本あるいはゴヨウマツ類では5本の葉であるのに対し、ダイオウマツでは20?40cmとかなり長大な葉が3本生じ、しなって垂れ下がる。花期は4月頃、球果は15-25cmの円筒状楕円形で暗褐色に熟し大型である。土質は特に選ばないが、水湿に富む肥沃な土壌を好む。生長は早いが細根が少ないため、移植は困難である。材は建材(土台・垂木・梁など)土木、箱、木わく、パルプ、車輛として利用され、日本では花材として生け花に用いられ、庭園や公園に植栽されることもあるが、あまり多くはない。枝打ちが荒いので、小さく育てることは難しく、広い場所での植栽が適している。
写真ダイオウショウの葉
大阪府河内長野市 花の文化園 2014年8月17日
ダイオウショウの葉
大阪府河内長野市 花の文化園 2014年8月17日
q@e64d)4
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影
樹形
q@e64d)4
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日撮影