0794.モミジバフウ


解説
マンサク科フウ属。落葉高木。モミジによく似ているので、モミジバフウの名がある。北米から中南米原産であり、大正時代に渡来し、街路樹や公園木として植栽されている。別名アメリカフウとも呼ばれる。樹皮は褐色を帯びて、若枝にはコルク質の綾がある。花は4月頃に咲き、雌雄同株で、雄花と雌花が別々に頭状花序をつける。雄の花序は長さ5~8cm、雌の花序は球形で垂れ下がる。集合果は、直径4cm位の球形となり、秋~冬にさび色に熟す。スズカケノキに似ているが、堅くてトゲだらけである。茶色に熟すとトゲの間で沢山の窓が開き、枝がゆれるたびに小さなタネをこぼす。この種には翼がある。 フウ属には葉の形からモミジバフウ(5~7裂)とサンカクバフウ(3裂)がある。前者はアメリカフウ(北米・中南米原産)、後者は単にフウ(中国・台湾原産)、タイワンフウとも呼ばれる。また、フウはマンサク科であるにもかかわらず「楓」と書かれるが、カエデ科はムクロジ目に属し翼果をつけるのに対し、フウ属の雌の花序が球形で垂れ下がるので区別できる。
黄葉
写真 写真
神戸市市立森林植物園 2002年11月3日

写真
大阪市大学附属植物園 2000年11月11日




上3枚 通勤途中 2012年11月13日

樹形


大阪市大植物園4月9日 撮影
冬の樹形と実
モミジバフウ
大阪市 長居植物園 2015年2月1日 撮影


モミジバフウの実 モミジバフウの実
大阪市 長居植物園 2012年1月12日 撮影
モミジバフウの葉 モミジバフウの葉と実 モミジバフウの葉と実
上3枚 大阪市 長居植物園  2014年8月24日
樹形、枝

若枝には、写真のように淡褐色でコルク質の綾ができる。 神戸森林植物園 2006年11月26日 撮影

写真


モミジバフウの幹
大阪市 長居植物園  2014年8月24日
樹皮
モミジバフウの樹皮
大阪市 長居植物園  2014年8月24日
樹形
モミジバフウの樹形
大阪市 長居植物園  2014年8月24日
モミジバフウの樹形
大阪市 長居植物園  2015年2月1日
モミジバフウの樹形