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木を愛し木にこだわって若者を育て続けられた  名伯楽の先輩を悼んで

菊水株式会社取締役社長 笠井文雄
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「あと五年間は団地の理事長としてガンバリ、より立派な団地組合にして、次の世代へバトンタッチをするよ。

」Cグランドの土地を賃貸すべく、グルメ杵屋さんとの話しを終えての帰りの車の中での話しが最後言葉になりました。

学者であられた理事長、本当に木がお好きで愛され、木にこだわって、こだわり続けてこられた、日本一の元気(木)人でありました。

私が今の会社を経営しましたのが、昭和五十三年、木材団地との係わりができましたのが昭和五十八年頃からです。

ある日、理事長に推されて理事になり、そして昭和六十三年三月に副理事長として木材団地の為にもガンバレとの指示があったのが、昨日のように感じます。

役所の人々や、色んな人々が団地を訪れられ懇談の機会がある度に、「うちの理事は皆んな若いでしょう。

」が自慢の御様子であったのが強く印象に残っております。

ほとんどの人が中川理事長のパートナーとして選ばれ、育てられた若い人であった。

私にとりましては団地の、業界の大先輩でありましたが、実は関西大学での大先輩でもありました。

「関大木材秀麗会」にさそって頂き入会し、今まで存じ上げなかった業界の先輩の方々後輩の方々に接する機会を得ました。

そしてもう一つの大先輩として所属は異なりますが、「ロータリークラブ」があります。

ご縁があって私も数年前よりロータリアンとして入会したのですが、ある日メーキャップに大阪西ロータリーに行ったとき、遅まきながら先輩ロータリアンであられることを知りました。

その後、あつかましくも、私のクラブの卓話の当番の時に、理事長に卓話者としてお願い致しましたところ、心よくお引受け下され、「木のはなし」と題してお話を頂きました。

又会員全員に「木偏百樹」を頂きまして皆から大変喜ばれたのが有難い思い出でありました。

木に対する愛着はすばらしいものであり、仕事に於いては厳しい理事長でありましたが、親しみ深い偉大な指導者であり、私にとりましては、業界の先輩、大学の先輩、ロータリーの先輩として、本当に御指導を頂きました。

お会社は立派な御子息が社長としてガンバッテいかれることでしょう。

木材工場団地は今、中興の祖であられた中川理事長なきあと、団地内の先輩諸氏と共に、後世に残る立派な木材団地として進め、発展させていくことが団地を愛し続けられた理事長への恩返しの一つかも知れません。

本当にお世話になりました中川大先輩。

心よりお礼を申し上げますと共に、お悼み申し上げ、はるかにご冥福を祈って止みません。