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木のまめ知識

 

山から伐採された木はどこへ

木は伐採されると、山土場(やまとば:伐採したきをいったん集積して、 素材にする場所)トラクターで引っ張って運ばれます。
2-3本をまとめて、元口を持ち上げた格好でズルズル引いていきます。
枝を払って運ぶ「全幹集材」と、葉も枝もつけたままの「全木集材」との 2つのやり方がありますが、最近は全幹集材がほとんどです。
この山土場では、木を玉切り(決まった長さに輪切りにすること)し集積 しておきます。それを業者が見て、品定めはこの後運ばれる市場土場でも 行われます。国有林のばあいは市場がないため、この山土場で行われ、 販売(入札)もされます。
山土場からは、いったん中間土場を経由する場合もありますが、 大方は直接、市場土場へ運ばれます。
市場土場は、民有林の最終集積所ならびに現物販売所です。
市場の一角に入札所があり販売されますが、販売方法は入札か 勢呼販売で、いまはほとんどが入札となっています。
買い手が決まると、製材工場へとトラックで輸送されます。
もちろん汽車や船を使う場合もありますが、北海道のナラ、タモ、センなど を九州に運ぶような場合、トレーラーごと船に積んで運んだりもします。
製材工場では乾燥させ、一般材国内規準にあわせて角材や板材にし、 輸出用材は相手国の規準に合わせ、インチ(1インチ=2・54センチ) を単位にして製材します。
また、輸出用材のことをインチ材ともよびます。
(1996.10.15より) /最終更新日 2015年10月15日